第12胸椎 圧迫骨折38日目
- 2014.01.10
- Last Update: 2019.09.04
- 35歳 圧迫骨折体験記
- リハビリ
≪2014.1.10(金)晴れ 9度/2度≫
入院生活38日目。
「ハロー、クラリス。子羊たちの悲鳴は止んだかね?」
ハンニバル・レクター博士です。
圧倒的な存在感。
気品と知性と狂気。
本日、護送中のハンニバル・レクター博士になりました。
私のように、ずっと寝ていた人が起きたとき、血圧の急激な低下が起こる。
足に血液が溜まり、脳に行く血流が減って、
めまい、立ちくらみ、吐き気なんかが起こるのだ。
<起立性低血圧に関する記事>
これを「起立性低血圧」と言うのだが、
「起立性低血圧」を徐々に解消して重力に慣れていくためのスーパー装置、
これがハンニバル・レクター!
じゃなくて・・・「チルトテーブル」なのだ(`^´) ドヤッ!
30度、45度、50度、55度で体全体を起こすのを5分ずつ。
血圧の変化を観察~。
1回目は、着圧ソックスを履かずに測定して、45度で血圧ガックーン。
2回目は、着圧ソックスを履いて測定、55度で血圧ガックーン。
起立性低血圧を治すために、着圧ソックスを履くのは非常に良かった。
足に血液が溜まるのを少し緩和してくれる。
医療用の着圧ソックスもあるのだが、ぶっちゃけメディキュットで十分であった。
私は洗い替え用に2足ゲットした。
クラリスとレクター博士の会話のような奇妙な緊張感は皆無だが、
この装置に乗せられると、なぜか邪悪な顔つきになってしまうという…
ただ、立って見る世界は、とても素晴らしかった。
この感動は今後忘れられないと思う。
37日間の無重力状態を経て、「羊たちの沈黙」今ここに。
メタモルフォーゼ‼︎
入院生活残り20日+α。
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