「Exhibit」カテゴリーアーカイブ

荒木飛呂彦原画展「JOJO冒険の波紋」@国立新美術館

芸術の秋。
目指すは国立新博物館

そうなんです、
このためにお金を貯めたと言っても
過言じゃあないんだぜ!

そう、待ちに待った
JOJO冒険の波紋」だ!!!

善と悪の対比をテーマとして選ばれた原画から新作特大パネルまで、
荒木飛呂彦先生の30年が詰め込まれた美しい空間が
所せましと広がっております。

ツェペリさん渋い!

東方仗助/空条承太郎

徐倫/ジャイロ・ツェペリ

東方定助・広瀬康穂

ブチャラティ・トリッシュ/ブチャラティ護衛チーム

岸辺露伴

六本木周辺は「JOJO冒険の波紋」フラッグでいっぱいでした。

JOJO冒険の波紋」でゲットしたグッズ。
図録にはカラーイラストの他、連載初期当時の生原稿も収録されていて永久保存の逸品。

「ジョジョの奇妙な冒険」は週刊少年ジャンプで1986年から2004年まで連載、
2005年からは集英社の青年向け漫画雑誌ウルトラジャンプで掲載されていて、
最新は「ジョジョリオン」となっています。

連載当時のジャンプでは珍しい
主人公が死んでしまうストーリーでしたが
主人公の意志は後世に引き継がれる、という「正義」を体現できる漫画で
中学生当時、男子に大人気だったジョジョ。

私も隠れて読んでいましたね…ふふふ。
今では世界の中心で「ジョジョが好きだー!」と叫べるんだぜ。

現在アニメ化は4部まで、
2018年10月からは5部「黄金の風」が放送予定ですよー。
アニメもクオリティ高くて期待大!

世界に二台しかない大迫力のドドドカー
ベンツに本気出させたJOJOすごいの一言。

羽田空港のメルセデスミーのカフェもJOJO祭りだよ!
ベンツさんありがとう、大好きです。

漫画と漫画家の持つポテンシャルの高さに
終始圧倒され続けた土曜日。
ジョジョをこの世に送り出してくれた荒木先生、ありがとうございます!

なんと!「JOJO冒険の波紋」ですが!
2020年1月 長崎に来ます!
行くぜー!!!

ルーヴルNo.9@福岡アジア美術館

福岡アジア美術館で開催されている、ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」に行ってきました。2016年7月から巡回しているこの特別展、総勢16人の漫画家たちがそれぞれの独特な世界観で描き出した16通りのルーヴル美術館を堪能できるということで、ワタクシ首を長~くして待っておりましたヾ(o´∀`)ノ
会期は、2017年4月15日(土)− 5月28日(日)。

ルーヴル美術館BDプロジェクトとは

フランスには「バンド・デシネ(BD)」とよばれる漫画文化があります。
BD(ベーデー)は、絵画のように緻密で技巧に富んだ作品が多く、9番目の芸術(※)として位置付けられているそうです。

ルーヴル美術館BDプロジェクトは、漫画家たちにルーヴル美術館をテーマに自由に作品を描いてもらい、「漫画」を通してより多くの人々にルーヴル美術館の魅力を伝えるという企画で、フランス内外の著名な漫画家や日本の漫画家が多数参加しています。
2004年から始まったこのプロジェクトは現在も進行中で、すでに12作品が出版されています。

この「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」は、ルーヴル美術館を題材にしたバンド・デシネを作るプロジェクトの展覧会なんです。

※第1から8までは順に「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」とされる(諸説あり)。

神谷浩史(声優)による音声ガイド

チケットを買って入ったら、まずは音声ガイド(600円)を借りましょう!

お値段以上の満足度と興奮を味わえます。
なぜなら、声優の殿堂入りを果たした神谷浩史さんが声帯を駆使しまくってガイドをしてくれるからです(神谷浩史16変化って書いてあるw)!
ほんとマストアイテム

日本語翻訳されていない作品もあるので、説明があると本当に分かりやすいんですよ。
もちろんパネルに日本語説明は書いてあるのですが、読むのに時間がかかりますし、神谷さんの声がすごく聞きやすいです。

神谷さんが少~しテンション上がってガイドしてたりするので、ニヤニヤしながら進むのも良いかと!小芝居もあるので、面白いですよ。
声優さんってすごいなぁ!

「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の見どころ

展示は大きく3つに分かれています。
原画の美しさ、迫力に魅了されること間違いナシです。
※写真は撮影スポットのみ撮影可能。

第1章 The Great LOUVRE ~偉大なるルーヴル美術館~

所蔵品は55万点に上り、総面積約60,600㎡、年間約900万人が訪れる、世界最大級の美術館、ルーヴル美術館。この章ではルーヴル美術館の表の顔に焦点をあてて描かれた作品を展示致します。会場ではルーヴルの代表的作品「サモトラケのニケ」と漫画がコラボレーションしたダイナミックなインスタレーションが皆様をお迎えします。

公式サイトより引用

BDにまみれた「サモトラケのニケ」がバーンと出迎えてくれます。

展示作品は以下。

  • 谷口ジロー/「千年の翼、百年の夢」
  • クリスティアン・デュリユー/「魔法」
  • エティエンヌ・ダヴォドー/「寄り目の犬」
  • フィリップ・デュピュイ&ルー・ユイ・フォン/「坑内掘りの芸術」
  • ダヴィッド・プリュドム/「ルーヴル横断」

谷口ジロー/「千年の翼、百年の夢」

「孤独のグルメ」などで知られる谷口ジロー氏は、日本におけるBDの第一人者
原画の細かさに圧倒されます。
谷口ジロー氏は、今年の2月に亡くなってしまったのですが、こんな素敵な作品を残してくれてありがとう!と言わずにはいられない。

エティエンヌ・ダヴォドー/「寄り目の犬」

ルーヴルに展示される美術品は誰が選んでいるのか。
もし自分が持っている美術品をルーヴルに置いてもらうことが出来たなら。
日本語訳がないんですが、発想が面白くて読んでみたい!と思いました。
日本語訳出版求む!

ダヴィッド・プリュドム/「ルーヴル横断」

この章の展示で一番好きだったのが、ダヴィッド・プリュドム氏の「ルーヴル横断」。
鉛筆画で描かれた原画は、赤・黒・グレーのほぼ3色で描かれる世界。
ルーヴル美術館に来館する人たちもアートになるという面白い視点で描かれています。

第2章 Welcome to a Parallel World ~ようこそ、異次元の世界へ~

表の顔があれば、裏の顔もあるもの。この章では、「漫画」の自由な表現で、現実世界を離脱し、ルーヴル美術館の知られざる裏側を冒険します。どこかに存在するかもしれない異次元のストーリーで描く作品群を展示致します。名作や建物自体に宿る摩訶不思議な世界、私たちもいつしかその世界に誘われ、奇妙な体験をすることに…… そんなルーヴルの魔力に迫ります。

公式サイトより引用

ここで、エンキ・ビラルに露伴先生、可愛い猫ちゃんたちがバーン!きますよ~。

展示作品は以下。

  • マルク=アントワーヌ・マチュー/「レヴォリュ美術館の地下」
  • エンキ・ビラル/「ルーヴルの亡霊たち」
  • エリック・リベルジュ/「奇数時間に」
  • 荒木飛呂彦/「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」
  • 松本大洋/「ルーヴルの猫」
  • ベルナール・イスレール&ジャン=クロード・カリエール/「ルーヴルの空の上」

エンキ・ビラル/「ルーヴルの亡霊たち」

日本でも有名なエンキ・ビラル氏。
美術館で亡霊、絵が動くっていう話です。
文字数が多く、人が溜まり気味。
映画監督もされていて、エンキ・ビラルの世界観は「ゴッド・ディーバ」を観るとよく分かるので、ぜひ。

荒木飛呂彦/「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

ワタクシ大好きな岸部露伴
ルーヴルへ行っちゃいました!

読者が読みやすいように、過去の話とルーヴルへ行く話で色味が変わっているそうです。
全編オールカラーで描かれた原画の美しいこと!!!

ルーヴルの美術品のオマージュもたくさん描かれていて、それを探すのも一興。
展示方法もさすがの荒木飛呂彦ジョジョの世界観といった感じで、ここはチカラ入ってます(笑)。
もう大好き。

松本大洋/「ルーヴルの猫」

「ピンポン」「鉄コン筋クリート」の松本大洋。
雰囲気がガラッと変わって、ルーヴルに住み着く猫視点の話。
猫すごい可愛い。

第3章 Beyond time and space ~時空を超えて~

ルーヴル美術館としての開館年は1793 年ですが、もともとはフランス王フィリップ2世が1200年頃に要塞として建設したルーヴル宮殿が基礎となっています。既に800年以上もの歴史を見守り続けたルーヴル美術館には、どのような未来が待っているのでしょうか?この章では、漫画家たちの無限の想像力で、過去から未来へ、時空を超えても変わらぬ存在感を放つ、ルーヴル美術館と名作の普遍性に焦点をあてます。  

公式サイトより引用

展示作品は以下。
※は、今回の展示会用に書き下ろされた日本人アーティスト作品

  • ニコラ・ド・クレシー/「氷河期」
  • 五十嵐大介/「ニケのうた」※
  • 坂本眞一/「王妃アントワネット、モナリザに逢う」※
  • ヤマザキマリ/「Palmyre au Musée 美術館のパルミラ」※
  • 寺田克也/「ルーヴル消失」※

ニコラ・ド・クレシー/「氷河期」

BDプロジェクト第一弾、2005年の作品。
主人公のキャラクターがルーヴルの美術品を会話をしながら過去・未来を探るような話(たぶん)。
手書きの原画でとても綺麗です、ほんと素晴らしい。

今回の展示会用に書き下ろされた日本人アーティスト作品も素晴らしく、特にヤマザキマリの「Palmyre au Musée 美術館のパルミラ」が印象的。
シリアに住んだことのあるヤマザキマリが、ISが破壊したパルミラ遺跡を描いています。
今は跡形もなくなってしまったパルミラも、絵(漫画)を通して伝えることが出来る、伝えなければいけないと言うヤマザキマリさんに涙腺崩壊です。
絵が持つ力ってスゴイんですね。

坂本眞一の作品には、ダヴィンチが出てくるのですが、左利きだったダヴィンチを右利きで描いてて、最後に気付いて全部書き直したの大変だった~と笑いながら言ってるインタビューとかあって良かったし、デジタルでサササーっと描いてる映像もすごかった。

他には、バンド・デシネそのものの紹介があって、日本の漫画との違いが説明されていて興味深いです。

最後の撮影スポットはここです。
16人の作品が一堂に。

ルーヴルNo.9 グッズ

グッズは色々あります。
缶バッチ、クリアファイル、トートバッグ、Tシャツ、マグネット、手ぬぐい、ポチ袋、メモ帳、書籍、No.9図録などなど。

買ったのは、No.9図録、書籍、Tシャツと缶バッチ。


既に持っている「岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)」も売られてました。
露伴グッズは、この本以外全然ないです。
フィギュアは、ビレバンで買ったジョジョの奇妙な冒険 岸辺露伴PENです。

最後にルーヴルNo.9はこんな方にオススメ

  • とにかく漫画が好きな方
  • ルーヴル美術館が好きな方
  • 各アーティストに興味がある方
  • バンド・デシネを知りたい方
  • 猫が好きな方
  • リカちゃんが好きな方※
  • 神谷浩史さんのファン
  • 米津玄師さんのファン

などなど、いろいろな方にオススメですー。
※リカちゃんは、フランス観光親善大使なのです。

展示の質がすごく高いですし、ルーヴル美術館(写真)にまた行きたくなったし、バンド・デシネと日本の漫画との違いも分かってすこーしだけ賢くなったような気がします!
5月28日までですが、まだ時間はあるので、是非、アジ美へGO~。

おそ松EXPO@Fukuoka

おそ松さん」アニメ放送開始から1年経とうとしていた9月23日。
おそ松熱は冷めやらず…
おそ松EXPOやっちゃうよ!」と言われれば、行かねばならぬホトトギス!

エキスポの意味 知ってる?

【expo; Expo】博覧会。見本市。万国博覧会。エクスポ。
そう、博覧会ですよ!
展示・体験・グッズなど「おそ松さん」の魅力を詰め込んだ空間になっているとのこと。
ヒャッホーイヾ(o´∀`)ノ

会場は「福岡国際会議場」

福岡国際会議場というお堅い感じの会場で、EXPOやっちゃうよね。
ほら、他の人たち完璧に真面目なやつ…。

このお堅い会場で、
おそ松さんワールドがどういう風に展開されているのかドキドキですねー!
エスパーにゃんこはこんな感じですし…ね?

入場の時間が決まってます

チケットに整理番号がついてまして、番号順に呼ばれます。
18時入場かと思っていたら、7696番のワタクシ、19時以降の入場でしたね!
完璧見切り発車www

うろうろしながら待っておりますと。

”きゃーーーーー!”

何事!!!!?????
と思っていると、6つ子の登場です!

会場は黄色い大声援~!
韓流スターかなんかですか?

おそ兄が目線くれたー♥
ありがとうございます!! バタッ_(:3 」∠)_

さぁ入場だっ!

松野家の玄関から入場です。
お邪魔しまーす…

んっ??
聖澤庄之助ダー!

「松ゲート」の先は、アニメ第1クールのオープニング映像をイメージしたバルーントンネル。
入場すると、6つ子をはじめ、トト子、イヤミ、チビ太、デカパン、ダヨーン、ハタ坊などのEXPO仕様のウェルカムトークが流れていて、耳テロされながら待つことが出来ます。
ウキウキわくわく感を高める演出、すごいですねー。

会場マップ

6つ子にちなんで6つのセクションに分かれていて順路通りに見ていきます。

  1. 松ゲート
  2. 松イントロダクション
  3. 松ワークス
  4. 松ムービー
  5. 松アート
  6. 松EXPOショップ

松ワークス

原画をはじめ「おそ松さん」のアートワークが勢揃いしている場所。
浅野直之さんの原画の素晴らしさに圧倒される!

アニメ「おそ松さん」の世界を隅から隅まで詰め込んだ松ワークス!
アニメに携わる方の情熱がビシビシ伝わってくるこの場エリアが、個人的に一番時間をかけて観たエリアでした。

原画展を見ると毎回感動するなぁ。
原画集が出たら欲しい…出ないの?買うよ?
※写真はNG。

松アート

おそ松EXPO」のテーマは宇宙。
おそ松さん」の世界を立体物などで表現したこエリアは最高に楽しい空間。

実物大で再現された6つ子たち!

おそ松

カラ松

チョロ松

一松

十四松

トド松

6つ子立像の上にはUFO、天井からぶら下がるモビール!
十四松のバットやチョロ松のサイリウム、松野家のちゃぶ台など、「おそ松さん」に関するさまざまなモチーフ。





大きな口に吸い込まれてしまいそうな巨大ダヨーン

原画パネルもあるよ





イヤミカートの原画パネル

ところどころに庄之助さんがいる!

メッセージボード

シェー!

EXPOお疲れ様でした!

本当に楽しかった「おそ松EXPO」。
またまた6つ子に貢いでしまったのは言うまでもありませんが
楽しい時間はプライスレス!

さが松り@唐津

私の大好きな「おそ松さん」と佐賀県がコラボするというではありませんか~。
どういう経緯で始まったかというと、佐賀の唐津には100万本の松があるYO!
「松」つながりでいっちょお願いしますよーという感じで始まったこのコラボ、
名付けて「さが松り」(2016年7月25日~8月28日まで)!

佐賀県×おそ松さん「さが松り~佐賀も最高!!!!!!~」

ドーン!!!!!!

まずはスタンプラリーの台紙をゲット

さが松り」では、唐津市内の名所に設置された6つ子イラストのパネルを巡る2つのコースがあり、スタンプラリーで各所をめぐります。
スタンプラリーの台紙(無料)は、観光案内所かさが松マートでゲットだぜ!

唐津城下町コース

6か所ポイントがあります。

  1. 唐津駅観光案内所
  2. ふるさと会館アルピノ
  3. さが松マート
  4. 旧唐津銀行
  5. バスセンター
  6. 唐津城

虹の松原コース

3か所ポイントがあります。

  1. 虹の松原ホテル
  2. からつバーガー
  3. 麻生本家

スタンプは「松」マークなのが可愛い!
コラボメニューなんかもあって楽しいです。

シャトルバス「カラツ A GO GO」

2つのコースをめぐるのに活躍するのがこのラッピングバス。
カラツ A GO GO」です。
昭和バス、やるな!

シャトルバスは全区間一律200円で乗車できます。
唐津駅から唐津城、虹ノ松原方面はちょっと距離があるので、バスか車で行ったほうがいいですが、その他は唐津駅から徒歩で行ける範囲にポイントがあって回りやすいです。

スポット1:唐津駅観光案内所

唐津駅の改札を出たら「唐津駅観光案内所」があり「おそ松」「カラ松」に遭遇。
おそ松兄さん、唐津くんち5番山の鯛をバックに火消し装束が似合ってる!
カラ松、松くわえとるけど…あご強いな(笑)

十四松トド松もいました。

スポット2:ふるさと会館アルピノ

唐津駅を出て徒歩3分ほどの距離にある「ふるさと会館アルピノ」は
唐津のお土産や特産品が売ってたり、レストランもあり、イベント会場などもある会館です。
ここでは、ライジング唐津焼を作ってるチョロ松を発見です。

スポット3:さが松マート

ふるさと会館アルピノから歩いて5分ほど。
商店街の中にある「さが松マート」。
ここは限定グッズの販売やイラストの展示などがあって、整理券が配られるほどの人気スポット。
呼子のイカの着ぐるみをきた一松…可愛いな。

イラスト展示

「さが松り」用に描きおろされたイラストの展示。
兄松たちを撮り忘れ…弟松のみ。
一松は呼子のイカ、十四松は佐用姫、トド松は佐賀牛。

さが松りグッズ

地元の名産品と「おそ松さん」がコラボしております。
おそ「松葉サイダー」…松汁が入っているらしいです。
イケメンになれるかも。

描きおろしイラストTシャツ、クリアファイル、ポストカード、キーホルダー、マスキングテープなど。
Tシャツはもちろん、おそ松だよ・・・だっておそ松推しなので。
松型の箸置きは売切れていて、別のところで見つけた箸置きを買いました。

有田焼のコラボ豆皿。
1枚1500円、私の財布が泣いている

記念撮影できる6つ子パネル

「さが松マート」の奥には、松野家の居間に6つ子のパネルが設置されていて、記念写真を撮ることができますよー。

スポット4:旧唐津銀行

唐津にこんな素晴らしい建造物があったとは!
個人的に、一押しスポットです!




なんと東京駅を設計した辰野金吾が監修した「旧唐津銀行」。
辰野金吾は唐津出身だったんです・・・知らなかった。
福岡にも辰野金吾氏が設計した建築物、あるんですよ。
福岡市文学館・赤瓦文化会館です。

このスポットにいるのが佐用(さよ)姫に扮する十四松です。
元気いっぱいで悲恋なんかしそうにない感じがイイね!

悲恋で石になってしまったという佐用姫。
昔見たことのなる博多人形の佐用姫は絶世の美女という感じだったのですが

鏡山にいる佐用姫はちょっと怖いです。
石になっちゃったから表情もすごく石っぽいっていうか。
もっと美人に作ってあげて!

スポット5:バスセンター

旧唐津銀行から徒歩5分ほどの場所にあるバスセンター。
ここにはトッティがいます。
この格好はアリなのか・・・

スポット6:唐津城

ここからは車での移動です。
唐津城には6つ子が隠れているらしいので要注意ですな~。

唐津城に着いた頃はもうむちゃくちゃ暑いです。

唐津城の天守閣の地下のスペースが無料で解放されていて、描きおろしイラストの6つ子のパネルも勢ぞろい!
記念に一枚~。

日本三大松原の「虹の松原」

お腹も空いたので、虹ノ松原コースへ!
唐津城から見える美しい松林。日本三大松原のひとつ「虹の松原」。
小さい頃、よく遊んだなぁ・・・写真もあるんですが、後ろに広がる松林が綺麗で。
夏休みの宿題の絵、描いたな。

スポット1:虹の松原ホテル

国民宿舎虹ノ松原ホテルには、十四松とトド松。

ここで大好きな手ぬぐいをゲット!
唐津城と松柄の注染「唐津の手ぬぐい」。
安田染工場は、唐津くんちののぼりを作っている地元の染工場なんですよ、とホテルの方。

スポット2:からつバーガー

虹ノ松原へ来たら絶対に食べちゃうご当地バーガー「からつバーガー」。
コラボしているのはカラ松
肉に肉を重ねた「から松バーガー」!
ちょっとピリ辛うまうまでした♪

スポット3:麻生本家

最後のスポットは松原おこしの麻生本家
玄関には6つ子イラストが。
麻生本家スタッフさんのお友達が描いてくれたんだそうです。素晴らしい。

おそ松の衣装が展示してあります。
唐津くんちの火消装束やっぱりかっこいいな~。
エンヤー、エンヤー。今年は久しぶりに見に行こうかなぁ。

スタンプを全部集めました

スタンプを全部集めると、認定証がもらえて、限定ポスターももらえちゃいます。
認定証はシールになってます。

感想

ま、とにかく暑かった…んですが。
さが松り」は、おそ松さんのコンテンツの力をちょいとお借りして、観光名所やグルメなどを紹介する素晴らしい地方創生イベントでした。
佐賀の魅力を知ってもらおう、佐賀を好きになってもらおう!と、佐賀・唐津の魅力に気付けるようになっていたんです。
唐津以外にも見どころはいっぱいあるんですけども、佐賀を知ってもらうという突破口としては、このこじんまり感が良かったですね!

sachigra的 佐賀のおすすめスポット

七ツ釜

国の天然記念物にも指定されている七ツ釜です。
イカ丸という船に乗って行くんですが、海に浮かぶ洞窟という感じで絶景です。
呼子なので、イカを食べるといいですね!

いろは島の棚田

伊万里湾に点在する無数の島棚田が見える絶景スポット。
6月くらいに行くと稲も育っていて緑が綺麗に映えて絶景なんです。
いろは島国民宿舎の温泉は美肌の湯なので、浸かって帰るとなおGOODです。

えー、ワタクシ、母の実家が佐賀県の唐津なんです。
だから「唐津」は身近な存在で、身近すぎてスルーしちゃってる的な、
うーん、福岡で言えば、福岡に住んでるのに山笠見に行かない的な、なんだかそんな存在なんですよね。

福岡からも近いし、また遊びに行きたいなと想わせてくれた、今回の「さが松り」。
ありがとう!

赤塚不二夫のビチュツ展@福岡パルコ

赤塚不二夫生誕80周年企画「赤塚不二夫のビチュツ展」が九州に初登場~。
ということで、福岡パルコに行ってきたのだー。

「ひみつのアッコちゃん」「天才バカボン」「おそ松くん」をこの世に送りだした漫画界の巨星・赤塚不二夫。
参加アーティストの豪華な面々による赤塚不二夫トリビュート展示に、激レアな懐かしのグッズが並んだ展示会場は、赤塚ワールド一色!

グッズは、今でも欲しくなるようなものばかりだったし
最後のエリアでお仏壇に赤塚ワールドを再現しているのも、らしくて良かった。
朝倉世界一の漫画はほのぼのしててすごく素敵で、
ロイ・リキテンシュタイン風おそ松くん(Don’t worry,Osomatsu)は、スージー甘金の1983年の作品で最高でした(笑)。

赤塚作品のパロディーやオマージュ作品は、参加アーティスト(赤塚藤雄、赤塚りえ子、朝倉世界一、五木田智央、白川東一、スージー甘金、祖父江慎、田名網敬一、パラモデル、村上隆)の名前を見ると、やはりその人の個性が出ていて面白かったし、赤塚不二夫の漫画作品は、漫画の枠を超えて現代美術作品になっているのだと改めて感じました。
※一部こちらのサイトで見られます

展示は、2016年7月29日(金)~8月21日(日)までで今日で終わっちゃたんですが、グッズに囲まれたワタクシ、赤塚不二夫ワールドの余韻はまだ続く!

奇譚クラブ10周年展 in 福岡パルコ

どれが出るかはお楽しみ!
フチ子さんでおなじみ、ガチャガチャメーカーの奇譚クラブ設立10周年を記念する展覧会
奇譚クラブ10周年展 in 福岡パルコ」に行ってきました。

入場料は500円。
可愛すぎる入場チケットに限定ステッカーがついてきます。

入口からフチ子さんに出迎えられます。
記念撮影もできます。

フチ子ちゃん、超絶可愛いよ!

”コップのフチに舞い降りた天使” コップのフチ子さんをはじめ、奇譚クラブが10年間に発売してきた全てのガチャガチャ商品・総数2,900アイテムが展示されていて、大興奮!

コップのフチ子さん。
パンツ見えてんよ!w

伝染するんです。

ゴルゴ13シリーズ。
渋いっ!狙われてる感ハンパない!

ストリートファイターたちも

中国の至宝、そしてテルマエロマエ。

楳図先生もダチョウ倶楽部も奇譚クラブの手にかかればこの通り!

鳥獣戯画だって座っちゃう。

私の大好きな六つ子たちだってこんな感じに、おそ松さん。

整列コアラにグラビアに初挑戦のたぬきの置物(笑)
ちょっと欲しい。

そして、ガチャガチャとは思えないクオリティの南極&サバンナの展示。

コップのフチ子さん部屋に

マンガ家・タナカカツキ氏の原画も


目の付け所が奇譚クラブ
どれもハイクオリティで、全部集めたくなる~。

最後のエリアは、限定ガチャも満載なガチャガチャブース。
良い大人がガチャガチャ回しまくってるー。
そんな私も3000円くらい使ったぞ!
出した後のカプセルは、フチ子さんBOXへ。

ガチャガチャでゲットした「スマホのお布団」「おそ松さん」。


展示は、2016年6月24日(金)から7月10日(日)まで。
楽しい展示をありがとう、これからも楽しい作品待ってます、奇譚クラブ

スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース@博多座

4月18日(月)「スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」に行ってきました。
世界的な人気漫画「ONE PIECE」と日本固有の伝統芸能である歌舞伎のコラボレーション!!
スーパー歌舞伎がすごく久しぶりだったのと
リニューアルしたばかりの博多座ということで、大興奮の舞台でした。

「ONE PIECE」キャラクターのぼりが出迎えてくれる、博多座の入口からもうテンション上がります。

博多座に入った後も、階段部分にのぼりが立てられていて、麦わらの一味の歌舞伎衣装に萌えながら席へ向かうことが可能となっております。

4月14日(木)に熊本地震が発生し、福岡もけっこう揺れたんですねー。
この公演を続けるかどうか随分悩まれたそうなのですが、こういうときだからこそ、と市川猿之助さん直筆のメッセージが飾ってありました。

「TETOTE」は、ワンピース歌舞伎のために作られたテーマソングなんですが
作ったのは<ゆず>の北川悠仁さんです。
今回のスーパー歌舞伎にぴったりの雰囲気と歌詞で盛り上がりました。

パンフレットは1,800円
キレイな写真がたくさんで読み応えがあるのでオススメです。
今回演じられるストーリーは「頂上戦争編(コミックス51~60巻)」なのですが、パンフレットにはワンピースのあらすじも書いてあるので、話を知らない人でも大丈夫です。


公演前の舞台ではルフィがお出迎えしてくれています。
2階席なので遠いけど、テンション上がるー!

ドン!!
海賊王に俺はなる!

上演時間はこんな感じです。
歌舞伎役者さん、なかなかハードですね…。

<夜の部:4月18日(月)は夜公演のみ>
第1幕 16:30-17:35
休憩 30分間
第2幕 18:05-19:15
休憩 25分間
第3幕 19:40-21:10

第1幕

1幕目は、シャボンティ諸島の奴隷市場のシーンから。
ルフィが天竜人を殴ったことで、麦わらの一味は海軍バーソロミュー・くまに世界各地にバラバラに吹き飛ばされます。
ルフィは女だけの島へ飛ばされ、そこで兄エースが捕らわれたことを知り助けに行く、というところまで。

1幕目から泣きましたよ・・・。
麦わらの一味の名乗りのシーンは
ナミ(市川春猿)の言い回しがすごくて「お、おぉ..ぅ」ってなりました。
セリフは現代なんですが、言い回しが歌舞伎風っていうか(笑)すごく良かったです。
ぬいぐるみチョッパーが突然人型になって笑ってしまったのですが
こういう笑いを取り入れているところも新しいですよね。

麦わらの一味、それぞれの立ち合いもあって、身震いしました。
すごくカッコよかった。

市川猿之助は、ルフィ、ハンコック、赤髪シャンクスの3役をやっているんです。
1幕目では、ルフィーとハンコックが入れ替わり立ち代わりするシーンがあり、そこは早着替えになってまして、なるほど、こういうところに歌舞伎を取り入れてるんだなぁと感心したりしました。
ハンコックのときは、見下しすぎて見上げてるポーズも漏れなくキメてくれた猿之助、さすがです。

ルフィの手が伸びるゴムゴムの演出がもう萌えですよ。
6人の黒子の腕を使った超アナログなんです。
テレビで紹介されているのを見てたときは、ちょっとショボかわいい感じ?とか思ってたんですけど、実際見ていると、なかなかの迫力で感動です。

引幕もワンピース仕様です。

1幕目休憩

1幕目あとの休憩は30分間あるので、お弁当で腹ごしらえですね。
買うのはもちろん「麦わらの一味 海賊弁当」でしょう!

ワンピースと言えば「肉!肉!肉!」ですよねー。
肉はあんまり入ってなかった…
けど、のりで表現されている麦わらの一味海賊旗が素敵です。

第2幕

2幕目は、インペルダウンの牢獄シーンから、ニューカマーランド、船着場まで。
2幕目の熱量すごかったですねー。
ものすごく盛り上がりました。

ボン・クレー、最高でした。
「麦ちゃん!」www

見た目だけじゃない!
声も演技も完璧に「ボン・クレー」そのもの。

いつか再び 咲かせてみせよう オカマ道(ウェイ)

ここ、飛び六法でした(たぶん)。
義経千本桜の鳥居前で、狐忠信が足を踏み鳴らしながら花道を引っ込んでいくアレです。
勇ましかったです。

まさか、ボンクレーを演じている人と、ゾロ、スクアードを演じている人が同じ人だとはね…ビックリですよ。
確実に、歌舞伎の歴史にボン・クレーの名を刻みましたね。

ニューカマーランドのイワンコフも怪演でした。ハイレグ似合ってた…。
ニューカマーランドのシーンは衣装自体もカラフルなんですけど、そこの空気自体がすごくカラフルなものになってまして和みました。

ルフィが死にそうな感じになったりするシーンでは、ちゃんと死装束の格好になってたりして細かい設定が素敵でしたね。
それをイワンコフが助けるんですけどね。

2幕目の見どころは、滝での立ち廻りです。
イナズマ(中村隼人)とボン・クレー(坂東巳之助)が滝での立ち廻りをやるんですが、この水の量が10トンとからしくて、ものすごい迫力でした。
装置も5段くらいになってて、上から下に飛び降りたり、とにかく滝行かというくらいの水の量に驚き、これがスーパー歌舞伎なんだとうなりました。
実際、1階の5列目くらいまで方にはレインコートが支給されていました。

2幕目最後の見どころは、ジンベエに引っ張られて向かう、斜め宙乗り
サーフボードを履いてあの体勢で、1階から3階まで宙乗りしていくんですね。
猿之助さんの身体能力すごいです!

この宙乗りのときにテーマソング「TETOTE」が流れます。
私、2階席だったんですけど、猿之助さんが「立て立てー!」みたいな感じであおってくるので、立ち上がってピョンピョン飛びました。
歌舞伎なのに、コンサート会場でライブを聞いてるような感じで、ルフィにめっちゃ手を振りましたよ。
あれ、絶対目が合いましたね(と思ってるのは自分だけ)。

2幕目休憩

2幕目後の休憩は25分。
4月14日(木)の熊本地震をうけて、キャストの皆様が募金活動をされました。
原作の尾田栄一郎は熊本出身なんですね。
16日の市川猿之助の口上はこちらから

ルフィ(市川猿之助)、イナズマ(中村隼人)、 クロコダイル(市川猿三郎)、ナミ(市川春猿)、他にもたくさんのキャストが客席を回って募金を呼び掛けていらっしゃいました。
公演でお疲れの中、自分の知名度を生かして、誰かの為に自分の時間(この場合、キャストの休憩時間)を削って先頭に立って募金活動をする姿には純粋に感動しました。

3幕が始まる数分前まで、一人一人に丁寧に応え、握手まで。
不謹慎かもしれないけど、歌舞伎役者をこんなに間近で見ることが出来るなんて、なおかつ募金も出来るなんて、募金する側としても嬉しいものです。

クロコダイル(市川猿三郎)が「こういうときだからこそ、手と手を合わせて頑張りましょう!」と言いながら、左手のフックを差し出してきて、そのフックがボヨンとしてたのには笑ってしまったんですけど、なんだかとっても素敵でしたね。

それから、ニューカマーランドのニューカマーチーコ役、市川猿紫さん。
ちゃぁんと熊本まで届けるわよぉ~!任せといてぇ~!」って、独特のオカマテンションが見事すぎて…。
客席だけじゃなく、売店エリア、休憩エリア、カフェにまで入っていって募金活動されてまして、写真にも快く応じてくれて、まじファンになったとですよー。

猿紫さん本当に輝いてました!
女子力高けー!

もう普通に好きー!
ありがとうございますー!

千秋楽で発表で、11日間(17公演)で集まった義援金の総額が22,870,539円となったとのこと!
10日余りで2000万円!?
スーパー歌舞伎のスケールの大きさと相まって、募金の規模も超ド級じゃないです?
キャストの皆様のお気持ちは、会場に来られなかった方、そして被災地にきっと届いたことでしょう。

第3幕

3幕目は、海軍本部マリンフォード広場から。
海軍vs海賊 の頂上戦争。

ここはほとんど戦闘シーン。
何と言っても、白ひげ(市川右近)の存在感です。
聞き取りやすいし、立ち廻りは歌舞伎そのもので、対決シーンはまさに弁慶
素晴らしいの一言に尽きます。

赤髪シャンクス(市川猿之助)が出てくるんだけど、ワンピースって登場人物が多すぎて、混乱しました!
ちょっとこのモブキャラ誰やったっけ・・・みたいな。
シャンクスは全然モブキャラじゃないけど、とにかく認識するまでえらい時間かかったー。
だって最後しか出てこないし。ポッと出の新人みたいな…(笑)。

最後は、すごい再現率のサニー号に乗った麦わらの一味が、また新たな出発をするという演出で締められました。

感想

  • ルフィはもちろん、ルフィ以外のキャラクターがすごく生きていた
  • 歌舞伎は古典芸能ではなく、進化し続ける大衆娯楽、エンターテインメントでありアトラクションなんだ
  • アナログとデジタルの融合。プロジェクションマッピングすごい。
  • 衣裳の素晴らしさ。フランキーの腕はクッションみたいだったけど、発想力すごい
  • 本水、本火、ワイヤーアクション、人間の身体能力の素晴らしさを再確認できる
  • ニューカマーランドの完璧な造形とおかま独特のテンションの高さは、やはり男だけで演じる歌舞伎ならではの面白さ。昭和の大スターイヤミもシェー!を連発するほどの奇跡が起こった。
  • どえらい仕掛けを次々とライブでやってのける歌舞伎のカラフルさに魅了される
  • ワンピースの熱は歌舞伎の熱と重なる
  • 「自由」「仲間」というワンピースのキーワードが、澤瀉屋一門にそのまま当てはまる。
  • 歌舞伎の懐は深い。新しいものを取り入れて進化していく、これこそが歌舞伎。

漫画で慣れていたワンピースの世界が、歌舞伎と合わさることで見事に新しいものになってるんです。漫画を歌舞伎にするということには賛否両論あったでしょうけど、これ相当頑張ったと思います!
楽しまなければ損でしょう。 

舞台が終わってからエンドロールが流れるんですけども、引幕にプロジェクションマッピングが出るようになってます。
博多座リニューアルの真骨頂ですね。

観覧の土産

注染手ぬぐい、ピンバッヂ、アイマスク。

アイマスクは福岡限定で、裏側が「にわかせんぺい」になっとります。
缶バッチは2つ買って、これランダムなんですけど「レア」が出て、テンション上がりました。

バウムクーヘン。素敵パッケージ。

スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース

めーっちゃ楽しかった!

10月22日から、シネマ歌舞伎で上映されるそうですし、再演も決定したそうです。
また観に行こうかな!

PSYCHO-PASS サイコパス原画展@博多阪急

アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス原画展」に行ってきました。
会期は、2016年3月29日(火)~4月7日(木)。

PSYCHO-PASS サイコパス」観たことないんですけど、とにかく行ってみたんです。
面白そうだったから。
※「PSYCHO-PASS サイコパス」全部観ました(2016.12月現在)。

まず入口はこんな感じです。
ただならぬ雰囲気が漂っています。

お勧めされるがままに
特典付き入場券(キャラ缶バッジ付き1000円)を買い、
またまたお勧めされるがままにボイスガイド(600円)をレンタル。

ボイスガイドは「PSYCHO-PASS サイコパス」の作品紹介や、原画展の見どころ、キャラデザに関する説明なんかも聴けて、詳しくない人でも分かるようになっているのでお勧めです。
ガイドの声は、主人公の狡噛慎也なんです。
狡噛慎也が好きな方、声優の関さんが好きな方は、耳テロされて一石二鳥です。

さすが原画展、原画の嵐です。
イラスト原画や設定資料など300点以上が展示されてました。

原画はすべて鉛筆で描いてあるんですね。
日本の2Dアニメーションの絵コンテや原画がデジタルに移行できないのは「業務委託しているから」。
ほとんどの演出家や原画家はフリーランスで業務委託という働き方なので、アニメーションスタジオ側がデジタル環境を整える必要がない、ということらしいです。

最低でもPCがあり、Photoshopやアニメーション用のツールがあればデジタルいけると思いますけど、スタジオ側がデジタル環境を整えていない場合は、それも無意味=紙とペンこそが共通ツール、ってことみたいです。

デジタル化が主流になった現在でも鉛筆やペンで描くということ、
そこに人間味があってすごくいいなぁと思って観てたんですが、
まさかそこに日本の特殊な事情があるとは目から鱗でした。

原画はもちろん素晴らしかったんですが、設定資料がとても興味深かった
キャラの角度、塗りの指示など、ささっとだけど実に細かく書いてあり、アニメを作るということに情熱を持った人たちが作るものはなんて美しいのだろうと一人で感動しました。

PSYCHO-PASS サイコパス」は、人々の精神が数値化される近未来で、自らの正義を問いながら奮闘する警察官たちの姿を追ったアニメなんですけども、その警官たちが使う銃みたいなのがありまして「ドミネーター」と言うんです。
その「ドミネーター」をCerevoという会社が開発したそうで、設計図と実物が展示してありました。

色はまんま「TRON」な感じだったのですが、設計図と設計資料がまた興味深くて、無機質な「銃」というものが形を変える(トランスフォームする)ことで、罪の意識を感じずに打つことが出来るようになっている、とか書いてあって、本当に近未来の銃はこういう感じなんじゃないかと錯覚しました。

ちなみにコレ。ちょっと欲しいです。

展示会場を見て回るのにはやはり1時間ほどかかりましたが、人が少なくてじっくり見ることができたので良かったです。

最後に戦利品。
原画のクリアファイル、ポストカード、先着順でもらえるカレンダーポスター。



PSYCHO-PASS サイコパス、めっちゃ面白いから観てみて!」という友達のススメがあったにも関わらず、観ないまま原画展に行くという暴挙でしたが、アニメ制作現場に関わりたい方とか、漫画が好きな方とか、小説が好きな方とか、誰にでもお勧めできる、とにかく大満足の展示会なのでした。

おそ松さんカフェ@Fukuoka

ワタクシ、実は おそ松 推しです。

はぁ~?
突然何を言いだすザーンス!

お前、バカなのかヨ~ン!
六つ子の見分けもつかないんダヨ~ン!

そんなお声も十分承知、それに六つ子全員好きだわー。
はい、完全に「おそ松沼」にハマっております。
その中でも特に長男おそ松を推してます。

赤塚不二夫が生んだ六つ子「おそ松くん」。
その「おそ松くん」たちが「おそ松さん(大人)」になって戻ってきたんですね。
で、おそ松さんカフェなるものが福岡でも開催と聞いて馳せ参じました~。
※普通のカフェとはちょっと違うので詳細はコチラで確認を!

いざ入店


まず、最初にお目にかかるのはこの看板。
完全予約&時間制なので余裕かまして
FLYING TIGERで時間を潰してたところ、すごい長い行列が。
待ちきれないその気持ち、分かる…!

並んでいる順にスタッフさんが名前を確認している模様です。
カフェ&グッズメニューを手渡されて
何にしようかな~なんて見ていると

スタッフさん
ラテアートは誰にしますか?

sachigra
ふぁッ?

そうだった、実は予約席にはラテアートがついて
推し松をラテアートにしてくれるっ!
ワタクシ長男おそ松を推しているんですが。

sachigra
トッティで
sachigra
カフェと言えば、末弟トド松だよね!
スタッフさん
メニューは誰にしますか?

sachigra
(そこはもちろん)おそ松で。

同行者は、ラテは「チョロ松」、メニューは「カラ松」を注文。
名前の確認も済み、いざ店内へ!
目の前に広がるおそ松さんワールドにテンションアップ。

カフェ店内

店内はもっとおそ松さんワールドが広がっていて、ますますテンションアップ!
壁いっぱいに六つ子、もちろんイヤミ、トト子ちゃん、ダヨーン、ハタ坊もいるよ!



ちょうど一松、十四松の前でして、とりあえずシェーポーズをキメてみました。
手の向き間違ってるけど。

予約プレゼント

コースターとランチョンマットはランダムでプレゼントされるんですねー。
ここはもちろん、おそ松、おそ松、おそ松兄さぁぁぁん!

コースター ドン!

一松、チョロ松ぅ!w
だけどこの二人も好きー。むしろ一松好きー。

ランチョンマット ドン!

↑このトド松の顔いいよねー。どういう感情!?


アニメの名シーン(迷シーン)の数々。
全部で6種類あるっぽかったです。

ラテアートトド松&チョロ松!!

チョロ松の緑は、メニューで見ると抹茶色だったんだけど
このドギツイ緑何なんですか~笑。
でも…かわいい~♪から許す!

六つ子の顔はセロファンみたいなのになってて浮いてる。
飲むのが難しい上に、周りの粉の色が唇と舌についてゾンビ松みたいになるんで注意です。
※周りの粉は「さくらデンプン」じゃなくて、砂糖に着色してあるっぽい感じでした。甘かったです。

カフェメニュー



おそ松カツ丼カラ松カレー
カラ松カレーは、辛さ3カラまで選べマッスル。

髪の毛部分の黒いのはもなからしいんですけど、クソマズイです。
福神漬けが松の形になってます。

卵の汁でヒタヒタになってる赤いやつは「おそ松」って書いてあるんです。
何松か分かんねーw
カツ自体はサクッとしてて美味しかったです。

sachigra
…(カツ)丼ではないよね コレ

カレーは同行者いわく美味しかったらしいです。
すぐ泣いちゃうカラ松には優しい味のラッシー付きです。

同行者
ラッシーが優しすぎて…
カラ松BOYSになっちまったぜ!

おそ松のコースターですが、なんと!
心優しいお隣の方が交換してくださいましたー。
その方は一松推しだったらしく、一松はその方のもとへお嫁入り~w

六つ子それぞれのメニューがあって、チョロ松のドリアなんかも美味しそうでしたー。
チビ太のおでんスイーツも心惹かれたけど…
とりあえず、お腹空いてたんで。

グッズ

各会場ごとにグッズがありまして
買うもの特にないかなぁって思ってたんです。

sachigra
でもね、奥さん。
実物見たら、欲しくなっちゃった…

ドン!

六つ子カラーの中皿 に 松の色が六つ子カラーの小皿。
下の段に置いてあるのが福岡限定グッズ
トートバッグを買うとスタンプが押せるらしくて、押してる方たくさんいました。

買ったよね、そして早速飾ったよね。

六つ子の紹介はもういいですか?
もう十分?

感想

客層ですが、お洒落な感じの普通のお姉さま方が多かったのが印象的でした。
キャーキャーした感じないです。
ニートな感じも全くないです。
むしろ静か。ここで仕事もできる感じー。

ワタクシ、おそ松さんTシャツおそ松さんトートバッグ
自作の靴を履いて行って、なんだか一人で浮いてしまった上に
シェーまでキメて、ちょい恥ずかしい感じでした。

同行者
おそ松さんカフェだからね。
イヤミ推しじゃないからね。
sachigra
しょぼーん…
sachigra
いやいや!
これシンデレラ城並みのアトラクションやもん!
分かってないねぇ~!!!

おそ松さん
放送開始からわずか5ヶ月で70億円の市場規模ってことで、赤塚先生もニッコリでしょう。
4頭身の六つ子にハマって無事死亡する日が来ようとは…くっ。

アニメは最終回を迎えてしまったんですが
六つ子の勢いは留まるところを知らない…!

おはなまつり@プーラ

エナジー帽子店 (Energy Hat Shop) × oshow
2015.9.11-2015.9.14 / 12:00-19:00
平尾 POOHLA<福岡市平尾3-17-12-303号室>

秋だよ、全員集合!
頭に花を咲かせましょう(*^^*)

エナジー帽子店 とイラストレーターoshowさんのコラボ作品がたくさん並んだ平尾 POOHLAへ~。
ゆったりとした空間に、キョーコさんとoshowさんの手にかかった素敵なお花たちがずらり。


【写真展】13466+1 インドネシア人が見る日本


DATE/ 2014年8月22日(金)~8月27日(水)
OPEN/ 平日:12:00~21:00 土日祝:11:00 ~ 18:00
PLACE/ ギャラリー「タジェール」
〒810-0041 福岡市中央区大名1-15-11 Daimyo11511ビル 3F




インドネシア出身の友人が写真展を開催します。
日本に来て、日本で暮らす彼ら。
彼らの目から見える日本の風景は、私達日本人が見る風景とは全く違っているようです。

インドネシアを構成する島の数はなんと「13466」。
それに、日本の「1」をプラスすると・・・
どんなことが起きるんだろう!?

本当に楽しみな写真展になりそうです。
私もスタッフとして参加します。

夏の終わりの素敵な6日間。
ぜひ、ギャラリー「タジェール」へお越しください!

Man Ray

2007年から欧州を巡回している展覧会がようやく日本に!
国立国際美術館で開催されている、Man Ray展へ行ってきました。

Man Ray と言えば、モンパルナスのキキや、目の写真が有名。
Man Rayの名前を知らなくても、「写真は見たことある!」という人も多いのではないかと思います。

今回は、写真以外に、絵画、彫刻、デッサンおよびマン・レイ自身の所持品、
また日本でだけ展示されているものもあり、見ごたえがありました。

Man Rayのモノクロ写真はもちろん素晴らしいのですが、
Man Rayが考案した方法で現像されたカラー写真があり、まるで絵画のようで素敵でした。

Man Rayは、同じ作品を何度も違う手法で焼き直したりしたそうです。
その「実験性」「挑戦し続ける姿」「繰り返し創作する意欲」は見習いたい!

完成された作品だけでなく、裏紙に描かれたようなデッサンから、走り書きまで、
どうしてこういったものが出来たのか、
ひとつひとつ大切に保管してきた奥さんの理解・愛情の深さには脱帽するばかり。

アイデアのヒントがたくさん詰まった展示会、会期中に大阪に行く機会があれば是非!