古梅園の枯墨

古梅園の枯墨

妹から「古梅園」の墨をもらいました。

夏目漱石が「墨の香や 奈良の都の 古梅園」と詠んだほど、文人や書家に愛された「古梅園」。
400年以上もの歴史があり、現在も宮内庁御用達の奈良墨を作り続ける世界のトップブランドだそうです。

「いつか古梅園の墨で作品を書きたい!」と思う書家も数多いと聞く・・・
5つ星や3つ星などランクもあるそうです。

私がもらった墨。
1981年度製で、ほどよく枯れて、鳳凰の絵付けもとても綺麗。
摺ってみると、香りも抜群に良い!墨汁とは全く違います。

「奈良墨」は奈良の名産品。
日本の9割の墨は奈良で作られているそうです。

墨といえば、古梅園 というくらいの墨の名店で買ってきてくれた墨を、
書き初め作品で使ってみようと思っています。