オズの魔法使 ~The Wizard of Oz~
「オズの魔法使 / The Wizard of Oz」
邦題 | オズの魔法使 |
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英題 | The Wizard of Oz |
製作国 | アメリカ合衆国 |
製作年 | 1939年 |
監督 | ヴィクター・フレミング |
上映時間 | 101分 |
<あらすじ>
カンザスの農場に住む少女ドロシーは「虹の彼方のどこかに」よりよい場所があると夢見ている。
竜巻に家ごとオズの国に飛ばされたドロシー。
そこで出会った北の良い魔女グリンダは「黄色のレンガ道をたどってエメラルド・シティに行き、オズの魔法使いに会えば、カンザスへ戻してくれるだろう」とドロシーに助言してくれた。
ドロシーは、知恵(脳みそ)がない案山子、心を持たないブリキ男、臆病なライオンと出会い、共に旅をし、たどりついたオズの国から家に帰ろうとする。
「オズの魔法使 / The Wizard of Oz」
言わずと知れたファンタジーの名作。
有名な作品なのに、今まで観なかった自分、反省。
1939年製作というのにも驚き。
「脳みそがないカカシ」は「頭脳」を、
「鍛治屋が心を入れ忘れたブリキの木こり」は「心」を、
「臆病なライオン」は「勇気」を求めて、
オズの魔法使いに会いに行く旅に出る。
ドロシーと旅の仲間は、道中、色々な試練を乗り越えて、オズの大王に会う。
そして自分が欲しいと思っていたもの(「頭脳」「心」「勇気」)を要求するのだが、
「足りないと思っていたものは、すでにある」と指摘され、気付く。
「最初からすでに持っている」と。
事実、冒険中に一番頭を使っているのはカカシで、
一番感情をあらわにしているのは木こりで、
一番勇敢に戦っているのはライオンなのだ。
自分の魅力や個性は、自分ではなかなか気付きにくいのかもしれないし、
自分の能力に自信を持つきっかけは、誰か後押しであるのかもしれない。
最初はモノクロなんですが、オズの国に飛ばされた瞬間からカラーに。
その演出は「おぉー!」と感嘆してしまうくらい。
その後のオズの国のカラフルな世界は観ていてとても楽しいし、
個性的なマンチキンの人たちや旅の仲間たちとの冒険はワクワクする。
ドロシー役のジュディ・ガーランドは愛らしいし、
カカシの足がヨロヨロしてる感じとか、ライオンの尻尾もさりげなく動いていたり、
メーキャップや特撮はずいぶん頑張っていて、今観ても違和感ナシ。
終盤の西の悪い魔女の館に潜入する場面は
「ロード・オブ・ザ・リング!?」みたいな予想外の緊張感!
(こっちが先なんですけどねー・・・w)
ジュディ・ガーランドが歌う「虹の彼方に」は名曲だし、
ブリキの木こりがラッパを鳴らすいきなりの一発芸?「ププッー」には大爆笑、
特典映像も見どころ満点の「オズの魔法使」。
自分探しをしてる人、人生に疲れた人は是非。
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