ワンダーボーイ・ストーリー(シンガポール) – アジアフォーカス福岡国際映画祭2017 –

ワンダーボーイ・ストーリー(シンガポール) – アジアフォーカス福岡国際映画祭2017 –

「ワンダーボーイ・ストーリー / Wonder Boy」

★★★★★

邦題 ワンダーボーイ・ストーリー
英題 Wonder Boy
製作国 シンガポール
製作年 2017年
監督 ディック・リー、ダニエル・ヤム
上映時間 96分

あらすじ-公式サイトより

これが僕の音楽だ。ディック・リー誕生秘話

シンガーソングライターでアジアン・ポップスの旗手、ディック・リーの青春時代を自身が監督を務め描く。幼い頃からピアノを習いエルトン・ジョンに憧れるリチャードは、いつか自作曲で歌手になりたいと夢見ている。しかし70年代初頭のシンガポールではロックは禁止、世間が好むのは海外の楽曲だった。

Mr.Singapore ディック・リー

そうです、ディック・リーです。
マッドチャイナマン、ディック・リーです。

そのディック・リーがデビューするまでを描いた自伝的作品。
独立して間もない当時のシンガポールの社会状況も興味深いし、音楽はもちろん、ファッションも見所。
ディック・リーが裕福な家庭で育ったというのは有名なんだけど、ディックの才能に本当に驚かされたし、家族や友達の支えがあって、(才能があるからこその)色んな葛藤を乗り越えていく、その過程も興味深くて、あっという間の96分です。
そして、ディック役の俳優さんの声がすごく良くて聞き惚れました。

たまたま知り合いがこの映画を見に来てたんですが、彼が往年のファンだったらしく、プロマイドまで持っているというから驚きでした!
ディックのコンサートはもちろん、ミュージカル等も見に行ったらしく、ディックのことを熱く語ってました~。
往年のファンの方はこの映画、たまらなかったと思います。

ナシゴレン食べたくなるし、ディック様と呼びたくなる

サインに快く応じてくれて、写真にも目線をくれるディック様。
今日もグッチのお洋服がお似合いオーラバンバンです!

ディック様に「CD買います」とお伝えしたら、
「ふふふ…今はiTunesダウンロード、ポチっとな」と不敵な…じゃなかった、素敵な笑みを浮かべて言っておられましたので、さっそくポチりました。

そんな素敵なディック様のデビューのきっかけとなった曲はこれ↓
ナシゴレンベリナイスです!

Fried Rice Paradise