切手趣味週間
- 2004.07.28
- Stamps
去年は未(ひつじ)年であったことから、
正倉院宝物の一つである屏風から、羊と樹木の部分を取り上げています。
この屏風に描かれている羊の大ぶりの巻き角や、
連珠文様の胸帯をかけている姿態は、エジプトのアンチノエ発見の
ササン朝期の羊文錦と通じるところがあるともいわれているそうです。
切手趣味週間は、郵政記念日である4月20日を含む1週間と定められていて、
郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」といった文化的価値や、
切手収集の趣味の普及において、一役かっています。
この郵便切手は、羊と樹木を除いた生地部分は0.3mmの
偽造防止の効果のある「微小文字」で「JAPAN POST 2003」と書かれています。