浮世絵がキテる

  • 2005.11.14
  • Last Update: 2012.06.08
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浮世絵がキテる

福岡市立博物館で11月6日まで開催されていた「浮世絵三大巨匠展」。
歌麿、北斎、広重、日本を代表する3人の浮世絵230点が展示されていました。
とても近くで見ることができて、彫りの細かさや、色の出し方、
細部にいたるまで計算された絵に終始うなりっぱなし・・・。

実は先日、東京国立博物館の「北斎展」にも行ってきました。
北斎の作品、約600点が世界中の美術館、博物館より取り寄せられたということで、
北斎の初期の作品から晩年の作品にいたるまで、見ごたえのある内容でした。

喜多川歌麿は美人画。
葛飾北斎といえば「富嶽36景」の赤富士やグレートウェーブ。
歌川広重といえば「東海道五十三次」。
この3人に関しては、誰が何を描いたかって、
誰でも知っているから、やはりすごい芸術家なんですね。

3人に共通していると思ったのは、構図の大胆さ、デフォルメじゃないかな。
ちょっとした上り坂を、急な坂にしてみたり、円の中に富士山いれてみたり。

芸術の秋。今年は浮世絵にはまりそうです。

今日の切手:国際文通週間にちなむ郵便切手
歌川広重画/東海道五拾三次之内:品川

浮世絵の青ってとても綺麗ですよね。
「一点の曇りもない絵」ってこのことだなぁ。