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第12胸椎 圧迫骨折11日目

≪2013.12.14(土)晴れ 11度/7度≫

朝食のときに、看護師さんがiPadを落下させてしまい、液晶画面が死んでしまった。
相談すると「すぐに修理に出して」とのことなので、夫にAppleヘ行ってもらい交換。
25,800円。高い。けど新品になった。
看護師さん支払えるのかな?

午前中は、入院中にできない仕事の依頼したり、ミーティングをしたりで過ぎていった。
ミーティング中にコルセットの名前を思いつき…「零式(ゼロシキ)」に決定!
なんかカッコいいw

さて、たまには病院食でもご紹介。

親子丼。
横向きになって食べるので、食べにくさを解消するために、おにぎりにしてもらっている。親子丼なのにおにぎりという斬新なメニュー。

汁物なんかは特に食べにくい。
ストローで吸う感じ・・・これがまた味気ない。
「すする」ってのは、香りと味を堪能するために大事な動作だったのですね。

私が入院している病院は個室がない。
やはり下関係を相部屋でするというのは抵抗があったので、転院を希望していたのだけど、ようやく転院先が決定!
12/16(月)に個室のある病院へ転院することになった。
やったー!

8day-3
▲横向きで食べるの図

<後日談>
iPad液晶弁償は、転院の日の朝、すったもんだあり…
結果的には病院が支払ってくれることになりました。
後味が悪い感じになってしまったのですが、
看護師さんたちはとても親身に接してくれて本当に感謝しています。
高価なものには気を付けよう!!!

第12胸椎 圧迫骨折1日目

転落後は、しばらく息も出来ず、声も出せず・・・。
少し落ち着いた頃には、土下座状態で背中に湿布を貼ることも出来た。

その時は、折れてるなんて思わないから、時間が経てば元通り!
と思っていたが、20分後も30分後も土下座状態から頭が持ち上げることが出来ず。
ついに救急車を要請する事に。

救急隊員の方も、この土下座状態で運ぶのは無理!とか言いだして(そりゃそうだ)、
仰向けになれるかどうかを模索することになった。

土下座状態だから、とにかく足がしびれていて動けなかったことと、
腰周辺の違和感+痛みから、どっち側にも動けずにさらに10分経過。
なんとか横向きからの仰向けになることに成功し、布の担架で運ばれる。

ちょっとした振動も響いて痛かったが、病院に行くことが先決!
痛いだけで意識はハッキリしていたので、救急隊員の質問に答えつつ、運ばれる。
救急隊員の触診では「折れてないかもしれないけど、重度の打撲はしてるかも」ということだったので、それだったらいいなぁ~と期待を胸に病院へ救急搬送された。

救急隊員と病院の先生が転落時の状況や痛みの程度などをテキパキと打ち合わせ(?)している間に、痛み止めの座薬をお尻から入れられ、病院着に着替えさせられた。
レントゲンは明日の朝ということで、とりあえず入院する事に。
看護師さんから入院についての説明や、今晩の過ごし方について聞いたりした。

1. 絶対安静(起き上がってはいけない)
2. 食事はベッドの上で(横向きで食べる)
3. トイレもベッドの上で(差し込み便器で)

この手の症状の患者は、とにかく安静が必要で、起き上がってはいけないのだそう。
夫におにぎりとお茶を買ってきてもらって食べて、骨折はしてないだろうから、明日には帰れるよね~と呑気に話しながら、圧迫骨折1日目が終わろうとしていた。
寝た切り生活が幕を開けようとは、この時は知る由もなかったのだった。

第12胸椎を圧迫骨折したよ!

あれは忘れもしない、2013年12月4日18時20分。
丸椅子から転落して背骨の12番目を圧迫骨折した。

こんな感じで
 ↓

骨折したのも、救急車に乗るのも、長期間入院も初体験。
たかが骨折、されど骨折。大怪我だったのである。

私の場合は、全治は早くて半年、
全く気にならなくなるには、2年ほどかかるのではないか、と言われた。

さて、私が「圧迫骨折体験記」を書くことにしたワケ。

1. あの時の気持ちを忘れないため
2. 若年の圧迫骨折に関する資料は圧倒的に少ないため
3. 治療が医師により異なり、取り返しが付かない場合もあるため、圧迫骨折体験を通して良い治療、悪い治療を記録したい
4. 職場完全復帰までの期間や病状の経過などを記録するため

<スペック>
年齢:34歳-35歳またぎ
職業:自営業
身長:154.5cm
体重:48kg
趣味:切手収集、映画鑑賞
運動:嫌い
血圧:50-80(わりと低血圧)
アレルギー:なし

圧迫骨折で不安な思いをしている人のお役に立てればと思う。