Go!Go!Europe!! #10 パリ2日目
- 2009.05.08
- Last Update: 2014.06.13
- 2009 ヨーロッパ Travel
- フランス, 一人旅
Marche aux Timbres(切手市)/ルーヴル美術館/Le Cafe Marly(ル・カフェ・マルリー)
チェイルリー庭園/アトモスフェール/
::: Marche aux Timbres(切手市) :::
今日はこの旅のメインイベント、切手市へ行くのであります!
切手市のために、フランス行きを決意したくらいの勢い!!!
なので、朝は早起きしすぎました。
朝焼けの凱旋門も素敵だぁ~
切手市へは歩いて行ける距離なので、朝のすがすがしい空気を吸いながら、
シャンゼリゼをゆっくり歩いてトコトコ行きましょう。
オードリー・ヘップバーンとケーリー・グラントの映画 『シャレード』の中で、
鍵となる“切手”を探す場所こそ、この切手市(Marche’ aux timbres)なんです!
じゃーん!公園の側に切手市発見!!!
早くから準備しているようで、テントが沢山です。
コレコレ~!!!このために日本からフランスまで来たのよっ!!!
切手は年代別・ジャンル別(動物・花・風景・人物・宇宙など)に細かく分類されていて、とっても見やすいし、
フランスの切手だけじゃなく、世界各地から集められているから、どれもこれも欲しくなる!
使用済み切手もこんなに可愛いです。
切手アルバムから選んだら、封筒に入れてくれて、封筒に計算してくれます。
ムッシュいわく、この消印が重要!とのことで、消印違いをたくさん持っていて、
1枚じゃなく2枚買え ってフランス語で言ってました(多分)。
公園入り口付近のおじちゃんたちは、ベンチにアルバムを広げて売ってます。
みんな友達らしく、「いい切手入ったんだよ~」みたいな感じで、
みんなでアルバムを取り囲んで、鑑賞したり、切手談義をしてて面白いです。
色んなテントがあるんだけど、無造作に置かれたダンボールの中はなんと、3枚1EUR!
初日カバー
凝ったデザインの初日カバー、3枚で1EUR?安い!
フランスのシャンソン歌手切手
1990年発行、なんと6EUR。
ゴールドディスク風のデザインで、おしゃれです。
たくさんの種類を取り扱っているこのお店のムッシュ、すごく親切でした。
しかも、カードが使用できます。
切手を真剣に見ていたら、「こっちにも出し切れないのがあるんだよ~」と、
バンに積んでいるストックも全部見せてくれました。とにかくすごい数!
どこからこんなに仕入れるんだろう?
優しいムッシュの店で買った切手たち。チェコスロバキアの切手はやっぱり可愛いです。
寒そうにしていたら、ストーブにも当たらせてもらって、
テントの内側にも入れてくれて、お店の人の気分になれたり(?)と、感謝感激!
お礼に日本の切手をプレゼントしました。
とにかく、切手に夢中で、写真撮るのを忘れてたんだよね!
切手市で散財した額、200EUR。
思い出の数、プライスレス!
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切手市(Marche’ aux timbres)
日時: 木曜・土曜・日曜 8:00ー17:00
メトロ: 1・13番線 Champs Elysées Clemenceau
::: ルーヴル美術館 :::
切手市を堪能した後、午後はルーブル美術館へ。
メトロ1番 ”Palais Royal Musee Louvre” 下車。
アートの入り口
トンネルを抜けると、そこはルーヴルだった
入り口
ピラミッドは入り口なんですね、知らなかった~。
荷物検査をして、いざルーヴルへ!
まずはチケットを購入です。
チケット売り場が目に入らず(は?)、自動発券機にクレジットカードを入れたら買えました。
日本語のパンフレットをもらって見てみると・・・広すぎて、どこに何があるか分からない感じ?
歩いてたら、モナ・リザにも会えるだろうと、とりあえず見回ることにしました。
ルーヴルは、ドゥノン翼、シュリー翼、リシリュー翼の3つの建物に分かれていて、
有名作品が一番集まっているのがドゥノン翼らしいのですが、
まったく逆のリシリュー翼から入ってしましました(あちゃー!)。
メソポタミア文明/門番をしていた巨大像
これを発掘して船で運ばれたかと思うと感動です。
大きくて圧巻!!見上げるばかりの牛の像。
彫刻エリア
リシリュー翼は人が少なくてゆっくり見ることが出来て、くつろげます。
写生してる人なんかもいて、アートな雰囲気。
「あっちに変なアジア人がいるんだけど」
「あ?ほっとけ、ほっとけ」
とでも言っているかのよう・・・
それにしても、モナ・リザはどこかな~?
どう考えても、まだたどり着けない様子だなぁ~
と、パンフレットを見ていたら、救世主現る!
日本の数学教授の方に、ルーヴルを案内していただけることになりました。
日本人から見ても、怪しい雰囲気醸し出してたんですね・・・
ルーヴルは何度も来たことがある教授、、色々親切に説明してもらえました。
まず、モナ・リザは真反対にいるんだって!
気を取り直して・・・
ナポレオンの間
重厚感のあるワインレッドに、きらびやかなシャンデリア、天井も高く、圧倒されます。
食卓
端から端までがやたら遠い・・・
途中、いろいろな美術品・芸術品を堪能しながら、たどり着いた先は、
サモトラケのニケ
ギリシャのサモトラケ島で発掘された、羽根を付けた勝利の女神。
偉大なる神々の神殿に張り出していた船の船首に立っていたそう。
優美でダイナミックな姿が印象的です。
ナポレオンの戴冠式
モナ・リザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
ガラスの中に居る「モナリザ」の前には人だかりです。
どんな人にも微笑みかけています。
絵画エリアには、たくさんの有名絵画があります。
アルチンボルドの「四季」や、リベラの「えび足の少年」、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」など。
ルーブル美術館の至宝、ミロのヴィーナス
深く聡明な表情と、女性らしくふくよかな輪郭を持つ裸体の美しさは、他に類を見ないと言われているそうです。
後ろ姿も美しいです。
ピエロ/ジャン=アントワーヌ・ヴァトー
ロココ様式絵画。ピエロの悲しげな表情に胸が詰まる!
私が見たかった、「いかさま師」と「レースを編む女」は貸出中で、ありませんでした。
しかもフェルメールにいたっては、日本に貸出中・・・泣
ルーヴル美術館は半日じゃとても見回れません。
5時間くらい居たと思うけど、超駆け足で、ピンポイントで攻める感じでした。
でも楽しかった~!
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ルーヴル美術館
開館時間: 9:00-18:00
休館日: 火曜日
入館料: 9EUR
メトロ: 1番線 Palais Royal Musee Louvre
::: Le Cafe Marly(ル・カフェ・マルリー) :::
ルーヴル美術館を見回って、かなり疲れたので、
教授と一緒にリシュリュー翼側にある「Le Cafe Marly」へ。
1階テラス席
眺めは最高で、ガラスのピラミッドとドゥノン翼を見ながらゆったりとくつろぐことができます。
陽が落ちて、ライトが灯されたら、眺めは絶景になりそう。
なんだかセレブ気分~。白ワインと、チーズを頂きました。
ディナーも食べられるみたいですが、予約必要みたいです。
夜は、フランス在住の知人と会うことになっているので、
明日のお昼ご飯を一緒に食べる約束をして、ここで教授とはお別れです。
::: チェイルリー庭園 :::
知人とは、チェイルリーの特設会場「アトモスフェール」で会うことになっているので、
ルーヴルからチェイルリーまで歩きます。
メトロだと1駅だけど、チェイルリーまでの道のりは、公園を歩くのでとても楽しいです。
カルーゼルの凱旋門
この凱旋門からコンコルド広場まで、散策の道がまっすぐに伸びています。
何か式典をやっているようです。
夕方は少し風も吹いて、みんなちょっと寒そう。
カルーゼル庭園
グラン・カレ
リヴォリ通り側の 「ワニを倒すトラ」 彫刻がいっぱいで、庭園とはいえ、美術館です。
視線の先にエッフェル塔。
グラン・バッサン
大きな池から、コンコルド広場を望む。
オルセー美術館
残念ながら今回は行けなかったけど、次回こそは!
::: アトモスフェール :::
チェイルリー散策を終え、知人に会いにアトモスフェールへ。
知人の彼女は、この特設会場で見本市をやっているんです。
バイヤーだから忙しそう。
アトモスフェール
ちょっと中にも入らせてもらって、モードなパリの見本市を見てきました。
色んな国から集まってるから見応えアリです。
彼女の仕事が終わって、マドレーヌのほうへ食事へ。
彼女はフランス語が堪能なので、今日はレストランにも入れるぞ!
彼女と色んな話をして盛り上がって、食べるのを忘れそうなくらいでしたが、
今日の夕食はこちら。
かぼちゃのスープ と 生ハムとチーズとフォアグラのパスタ
かぼちゃのスープは、クリームを入れるとよりいっそう美味しくなるとのことで、
入れてみたら、ちょっとサワーっぽい感じで美味しかったです。
このあと、ハーブティーとスイーツまで頂き、
お腹の出っ張り具合がムーミンになったところで、彼女とさよならしました。
22時。
メトロ1番でチェイルリーから、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅まで帰ります。
メトロにもだいぶ慣れてきたなぁ~。
明日もまた楽しい1日が待っているはず~!
写真は、こちら
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