パルウィズ-Parviz-(イラン) – アジアフォーカス福岡国際映画祭2013 –

パルウィズ-Parviz-(イラン) – アジアフォーカス福岡国際映画祭2013 –

アジアフォーカス福岡国際映画祭2013、2本目は

「パルウィズ」

★★★★★

基本データ:
監督 / Majid Barzegar (マジド・バルゼガル)
美術監督 / Leila Naghdi(レイラ・ナグディパリ)
キャスト / Levon Haftvan(レヴォン・ハフトワン)、Homeira Nonahali(ホメイラ・ノナハリ)、Mahmoud Behrouzian(マームド・ベヘルジアン)
あらすじ
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父親と二人で暮らす中年男パルウィズ。
定職もなく、結婚もできず、デブで、冴えない男だが、長年暮らしてきた集合団地の中では住人たちの雑用をあれこれ請け負うなど彼なりの居場所を確保していた。
ところが父親の再婚を機に状況は一変してしまう。家を追い出されたのだ。
(公式パンフレットより)

「パルウィズ(Parviz)」

>>> 以下ネタバレあり クリーニング店でのひとコマ。
大きな洗濯機にウールの洋服が入っていると気付くパルウィズ。
「一緒に洗ったらいけないやつが入ってる」と店主に教えるが、店主は「大丈夫だよ」と言う。

洗濯機の中で同じように回る洗濯物から、違うものを一つ見つけるパルウィズが
自分に気付いて欲しいと訴えているようで、このシーンはとても悲しかった。

デブっていうのは、憎めなくて、おっちょこちょいで、愛すべき存在として描かれることが多い(例えば、サモ・ハン・キンポーとか)けど、このパルウィズはだいぶ違う。
(もちろん、最初はパルウィズも太っちょで不器用だけど憎めない、普通の人として描かれています。)

宗教的、社会的、政治的な観点から(?)イラン国内ではまだ公開出来ていないとのこと。

イランだから、ではなく、
どこにいても身の回りで身近に起きそうな問題を提起しているこの映画「パルウィズ」。
パルヴィズの視線で写る世界、皆さんには、どう映りますか?

マジド・バルゼガル監督、レイラ・ナグディパリ美術監督、主演のレヴォン・ハフトワン氏。

「sachikoの幸は、私の国の言葉で “shadi” だよ」と微笑んで、サインと一緒に”shadi”と書いてくれたマジド・バルゼガル監督とレイラ・ナグディパリ美術監督。
主演のレヴォン・ハフトワン氏は、とても気さくで優しくて、ハグまで出来て幸せでした。

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マジド・バルゼガル監督のインタビューがアップされていました!