第12胸椎 圧迫骨折21日目

第12胸椎 圧迫骨折21日目

≪2013.12.24(火)曇り 12度/3度≫

入院生活21日目。
クリスマスイブですよ~。

寝たきりの私にはクリスマスイブもクリスマスも感じられない日が続いておりますが、病院の玄関はこんな感じになっているとのこと。
病院のスタッフ全員で飾り付けたんだって!
LED綺麗だよ~。

今日は特筆すべきこともないので、寝たまま排便について書いてみようかと。
圧迫骨折で安静治療中の寝たまま排便というのは本当に大変・・・。
何が大変かって・・・
腹圧がかけられない(力めない)
 ↓
うんちが出ない
 ↓
便秘になる
ということで、便秘になったらなおのこと出しにくいので、そこはもう浣腸(下剤)の力に頼ることになるのですが、この浣腸(下剤)というのがツワモノでして。
とにかく便秘状態なので、数日分の排泄物が貯まっているわけですよ。
浣腸(下剤)を入れて15分後くらいに便意が来るんですが、具合が悪くなるほどのピーピー状態。
ピーが来るたびに看護師さんを呼ばなきゃいけない・・・これ本当にイヤ。

前も書いた「差し込み便器」。

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これにするんですけど、腰をひょいっとあげるのも苦痛(背骨が痛む)だし、頑張る時間が長ければ長いほど、不自然な体制になるので、色んなところがしびれてきたり。

それで、浣腸(下剤)だけはもう絶対イヤだと思って、頑張って毎日出すように努力した。
もともと便秘気味な体質なので、本当に大変だった。
努力すれば出るってもんでもないし、出そうな感じなのに詰まってる感じ。
詰まってるときは、浣腸(下剤)という方法以外にあと1つ方法があるのだ。
それは・・・摘便(てきべん)
その名のとおり「摘便」というのは、お尻の穴に手を入れてうんちを掻き出す方法!!!

これはもちろん看護師さんがやってくれるんですが、最初は恥ずかしかったよねー。
だって他人の指が自分のお尻の穴にズボズボと入っていく。
ゼリーみたいなのを塗られますけど~。

看護師さんは慣れてるとはいえ「あ、あります、あります!もう少しなんですけどね~」とか(笑)
こっちは必死なので笑えないけど、今考えたら笑えるなぁ。
看護師さんによって「摘便」の言い回しにも特長がある。
看護師A:「お手伝いしましょうか?」
うん、これ普通。「あ、お願いします」って言いやすい。
看護師B:「掻き出しましょうか?」
う・・・うん。ちょっと直接的な表現だけど・・・まぁそういう表現もあるよね。
看護師C:「掘りましょうか?」
ふぇ!?掘る・・・掘られるんですか私(笑)。
最終的には、出なかったら「浣腸(下剤)」or「摘便」という恐怖に支配され(?)、
その言葉を聞くとうんちが出るように!!!
まさにパブロフの犬状態(笑)。

オシッコはともかく、うんちだけは・・・!
寝たまま排便勘弁です!

入院生活残り38日+α。